GROUP

グループ紹介

工程ごとの5つのグループ

各グループが連携することで
技術へのこだわりと高品質思想が生まれます。

部品ひとつからグループ間連携を取り、社内一貫生産体制で対応しています。社員一人ひとりが責任をもってそれぞれの工程にあたり、常に技術と品質向上を追い求める職人集団です。

01

加工工程管理グループ

低コスト達成と
納期遵守がポリシー

グループの役割

部品製造に関する全体管理やサポートを行います。各種分析・コミュニケーション能力が要求される部門です。もちろん地道なコストダウン活動も重要な仕事です。

主な業務内容

材料手配

部品製作指示をもとに、材料購入仕様と加工工程スケジュールを決めていきます。
多品種少量生産が主な為、都度材料コストを勘案し仕入先を決定、同時に熱処理や表面処理など協力会社への手配も進めます。

工程管理

十数万点の部品からなるZUIKO機械も、部品不足が一つでも起これば完成には至りません。
部品納期を確実に守るため、社内外の工程管理を綿密に行います。社内工程トラブル時には加工検査グループとも連携して対処します。現場サポートも忘れません。

02

CAD/CAMグループ

最先端技術のカギは
私たちが握っています。

グループの役割

製作図面をもとに加工プログラムを作成します。
特に彫刻加工では、最先端CAD/CAMソリューションと経験豊富な技術者により100%の加工実現性を可能にしています。

主な業務内容

加工プログラムの作成

簡単な加工プログラムは部品加工者が即席で作成することもありますが、大規模になるにつれ、最新CAD/CAMソリューションが必須となってきます。
単にプログラム作成だけではなく、加工者との綿密な打ち合わせや、限られた納期の中で、最も効率が良い工具の選定もこなします。
想像以上に高度な知識、経験が求められる部門です。

VA/VE活動

図面内容を単にカタチにするだけではなく、常にVA(Value Analysis)VE(Value Engineering)を意識した取り組みを行っています。加工プログラム作成段階でのコスト削減効果は非常に大きく、加工現場の負荷軽減は工場全体の効率化にもつながります。加工部門とも連携し、日々提案活動を行っています。

03

複合旋盤グループ

私たちの技術が
オンリーワンをカタチにします。

グループの役割

ZUIKO機械の高付加価値部品は、私たちが“軸もの”と呼ぶシャフト形状部品にも当てはまります。
複合旋盤グループが担当する軸ものは、ZUIKO機械の衛生用品にオンリーワンな特徴を与える非常に高機能な部品となっています。
近年、益々複雑化する部品図面に適応するため、工作機械の能力を拡大させる工夫を重ねた各種オプションツール、治具の検討など、加工技術に対する向上心を忘れません。

主な業務内容

旋盤加工

長さ1,500mmまでの“軸もの”部品を、5軸同時加工複合機で加工します。
複雑な形状もワンチャッキングで短時間で仕上げます。

3D彫刻加工

CAD/CAMグループと連携し、1/1000mmオーダーの肉眼では見えない微細な彫刻加工を行います。マイクロスコープカメラで加工状態を確認しながら慎重に進めます。

円筒研磨

”軸もの”部品そのものの基本性能・品質を決定づける最終仕上げが円筒研磨工程です。ZUIKO機械の高速アドバンテージを担う重要な工程です。

04

フライスグループ

大型超高精密部品・中量産部品
なんでもこなします。

グループの役割

フライスグループが担当する部品は、多彩なバリエーションに溢れています。鉄・アルミ・樹脂・鋳造材料、手のひらサイズからΦ1,000mmを超える大型部品まで。いずれもZUIKO機械の心臓部を構成する部品群です。
配備される工作機械もさることながら、加工技術へのこだわりは他に負けません。素材ごとに微妙に異なる勘どころを押さえた技能は、職人魂を感じさせます。

主な業務内容

フライス

複合旋盤グループとの連携プレーも活発に行われていますが、やはり得意とするのは、突き詰めたこだわりを見せる小型高精度部品加工。
精度追及のために工夫を凝らした治具は省力化も実現します。
機械加工後は手仕上げで丁寧に仕上げます。様々な素材を単品~中量産まで手掛けています。

大型部品加工

ZUIKO機械の高性能化は、この大型部品の進化に比例します。加工技術部では、当初よりΦ1,000mmを超える大型部品の内製化に注力、ZUIKO機械の今日までの性能向上を盤石なものにしています。

05

加工検査グループ

品質確保はもちろん、
トレーサビリティ体制も重視。
加工現場をサポートします。

グループの役割

内製及び外製部品の品質検査から不適合品のフィードバックと再発防止活動のフォローまでを行っています。
徹底した履歴管理で、万一の不適合品流出の際にも再発防止策を打てる体制としています。

主な業務内容

品質検査

3次元測定機をはじめ、面粗度計や各種測定機を用い、客観的視点で検査を行います。一部、外製部品の受入検査も行っています。
時には協力会社へ指導も行い、検査・評価方法の統一化を図っています。